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チーム・マネジメント

チームマネジメント、人間-機械システム、そしてヒューマンファクターズを考える

人間はウィルスに打ち勝てるのか 【インフルエンザ予防】

健康管理 シフト勤務
地球に最も近づくスーパームーン(Super Moon)の時期も重なった中秋の名月を鑑賞して、日に日に夜が長くなり、朝夕の気温も下がってきました。冬に近づき、風邪も流行る季節を迎え、体調管理を気にし始めます。シフト勤務のため、風邪を引いたからといっても簡単には休めなく、熱でも出ればシフト交代で他のチームメンバーへ迷惑がかかります。

毎年この時期、インフルエンザ対策としてワクチン接種を考えます。そのため、この機会にインフルエンザについて調べてみました。ワクチン接種について有効性を唱える医師、ワクチン接種の意味がないことや弊害を訴える医師もいます。私は素人として、どちらが正しいとは言えませんが、これまでの体験を通して知っておくべきことをまとめました。

人間には免疫系を備えており、ウィルスが体内に侵入したことを検知して、発熱してウィルスの増殖を阻止したり、ウィルスの増殖を抑える物質を分泌します。そして獲得免疫として、そのウィルスに対する抗体を生成できるように学習していきます。その後、学習したウィルスには発症しずらくなります。

インフルエンザウィルスの特徴として、人の持つ抗体によって認識される部位(抗原)を変化させ、抗体で認識できないような子孫へと進化(変異)していくことです。そのため、免疫系の対応が遅れて、体内でのウィルスの増殖を許してしまいます。

  • A型インフルエンザ … 人獣(哺乳類、鳥類)共通で感染、非常に変異しやすい。
  • B型インフルエンザ … 人のみに感染、変異しにくい。

インフルエンザウィルスは、約8時間で子ウィルスをつくるため、1年間で1000代も代替り(変異)していることになるそうです。そのため、ワクチンを製造する前に、次の年にどのように変異したウィルスが流行するのかを予測する必要があります。

予測が当たればワクチンの効果がありますが、予測が外れれば少し予行練習をしたくらいの効果しかありません。ワクチンを接種したけど、流行したインフルエンザに罹ったことが私も何度もあります。ワクチンの有効性として、感染後の発症予防や重症化予防が目的であり、感染防御に効くわけではないそうです。更に、先ず感染する上気道(鼻や喉など)の免疫機能強化には接種ワクチンでは効果がありません。

ワクチンのリスクとして、直接発症しない不活化ワクチンであっても、ウィルスの死骸の浮遊液などを注射で体内に入れることになります。人間には、異物を排除しようとする自然の仕組みがあるため、不活化ワクチンも排出しようとします。

直ぐに排出されてしまっては抗体を生成するワクチンとしての効果がないため、添加物(アジュバンド Adjuvant)としてアルミニウムや油などの水に溶けない異物が加えられるそうです。確かに私の経験でも、近年のワクチンを接種すると、数日間くらい、注射した箇所が腫れたり、固くなったりするのを感じます。

ワクチン接種の効果とリスクを考慮して、インフルエンザ対策を考える必要があります。インフルエンザに罹っても1週間くらい十分な休息が取れれば回復すると思いますが、1週間も休めないことを考えると、今年の予想が当たることを願ってワクチンを接種します。

年々恐れられているインフルエンザウィルスですが、空気中に放出されると数時間で感染性を失ってしまうほど弱い存在です。ただし、人間や動物の呼吸器(特に鼻や喉)に感染して増殖して、咳やくしゃみに乗って増殖した大量のウィルスが他の人間や動物に感染していきます。

冬季に流行する理由として、①空気が乾燥しているとウィルスが広がる(湿度が高いと半径1メートル以内に落下し、空気中を浮遊できなくなる)、②増殖に適した温度が約33度前後(冬場、鼻や喉の表面が適温になる)、③日照時間が短くなる(体内でビタミンDの生成が少なくなる)があげられています。

逆に考えてインフルエンザ対策とすれば、①加湿をする(加湿器やマスクの活用)、口呼吸をやめて鼻呼吸をする、②運動して基礎代謝を上げる、③晴れた日には外出して日光浴をする。これらの対策も心がけたいです。

休暇の前日など気が抜けた時に風邪やインフルエンザに良くかかります。睡眠中にウィルスが増殖することで、症状が急速に進行して、朝起きて気付くことになります。病は気から上気道を潤すことを忘れずに。

それでもインフルエンザの症状が出てしまったら、かかりつけ医に診てもらって、脱水状態にならないように気をつけ、栄養を充分取り、治るまで休息を取ることにします。ウィルスに対抗する自然免疫として体温を上げているため、解熱剤に頼らずに熱が下がるのを待ちます。


参考文献