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チーム・マネジメント

チームマネジメント、人間-機械システム、そしてヒューマンファクターズを考える

ヒューマン-マシーンシステム 【SHELLモデル】

人間が介在するシステム(Human-Machine System)の概念モデルとして、SHELLモデルがあります。SHELLとは、ソフトウェア(Software)、ハードウェア(Hardware)、環境(Environment)、人(Liveware)、人(Liveware)の頭文字を取った名称です。SHELLモデルは、ヒューマン・ファクターズの研究から提案され、国際民間航空機関 ICAO (International Civil Aviation Organization)でも採用されています。

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SHELLモデルは上の図のように図示されます。中心にあるLすなわち人(Liveware)が当事者、例えば航空機ならば操縦士に相当します。上部のHがハードウェア(Hardware) − 航空機、左側のSがソフトウェア(Software) − 運用規則、操作手順等に該当します。右側のEは環境(Environment)であり、例として社会的背景、天候等が該当します。下方にあるLは相手の人 − 副操縦士又は地上管制官となります。

SHELLモデルにおける各要素の結合部がインターフェースになりますが、上図のようにお互いの形状が完全に合っていなく、でこぼこしています。例えば、操作パネルが人の使い勝手を考慮していないと、H-Lインターフェースが合わなく、操作ミスを誘発する可能性があります。共通認識の欠如、コミュニケーション不足ですと、L-Lインタフェースが成り立たず、誤解等で事故を起こす可能性が高くなります。

実際のシステムでは、H-Hインタフェース、S-Hインタフェースもありますが、SHELLモデルでは描かれていません。SHELLモデルは、人が介在したシステム設計、システム不具合・事故等の評価に適しています。

参考文献